COLUMN 2019.07.01 UP

クリエイティブディレクターを名乗るようになって

LENS ASSOCIATES inc.
矢野まさつぐ

デザイン事務所をやめてブランディング会社を作り、アートディレクターをやめてクリエイティブディレクターを名乗るようになって「視点の高さと視界の広さ」が大きく変わった。同時にクライアントにもデザイン力より、「聞く力と咀嚼する力」「見つける力と解決する力」を求められることが多くなった。この「聞く→咀嚼する→見つける→解決する」の流れは、ビジネス以外の場でも活用できそうに思うが、実は日常の会話では解決まで求められていない場合が多いのがトラップ。ブランディングは恋愛に例えられることがよくあるが、男女の会話はことさらトラップが多い。解決法が見えているのに、それを言うことすら禁止(?)されているのが恋愛で、絶対に解決しないといけないのがビジネス。やりがいと考えるかプレッシャーと捉えるかは個人差があるが、目の前に課題を抱えている人がいたらそんなことはどっちでもいい。脳みそをフル回転してやるべき仕事をフルパワーでこなすだけ。迷ったら目の前の仕事に集中する。向上心のある人ほど忘れがちなこと。今の自分にも肝に命じておかないと(向上心がありますアピールではなく謙虚に 笑)。

PROFILE

Masatsugu “GATE” Yano

クリエイティブ集団 LENS ASSOCIATES inc.代表