COLUMN 2023.07.09 UP

マニュアルは完成しない、が正解。

何をそんなに生き急いでいるのか、自分でもよく分からないくらいに生き急いでいると我ながら感じる。いや、かといって、そんなに何もかも全力投球出来ているわけでもなく、相変わらず集中力もないし、持続力もないので、何もかもが中途半端で、全てにおいて現在同時多発的進行形(10文字熟語)。

そんなボクが、いつも通り自分だけでは何も完結できないので、メンバーを全員巻き込んで取り組んでいるのが、なんと「マニュアル制作」。これ、今期中(つまり今年中)に一旦完成することを目指して、年始から本格的に動き始めました。今、作り始めてちょうど半年経ちますので、ある程度内容が溜まってきたところで、アウトプットについて考えるフェーズに入ってきています。もちろんまだまだ内容も引き続き更新し続けますが、マニュアルは使い倒してなんぼなので、アウトプットはとても重要。

先日、とあるマニュアルツールをトライアルで2週間使わせていただきました。PCでもスマホでも見やすく、更新もしやすいUIとUX。初期費用と月額費用で、年間約100万。うーん、、、これ、200万くらいで自社開発出来そうだな、と見積もりを弾いたら案の定、簡易版なら250万くらいでオリジナルが作れそう。「じゃあこれを自社で使いながらローンチしたら何が起きるかな?」と深夜ワクワクしながら眠りにつき、朝起きたら、ボクがやらなくてもいいようなビジネスプランで、なぜあんなにワクワクしたのか全く思い出せないw

邪な気持ちを振り払って、まずはうちのメンバーが使いやすいマニュアルを作ることに専念しよう!と初心に返る決意をした時に、タイミングよくアシスタントが「notionでやるのはどうですか?」と提案してくれて、ちょうどnotionに興味あったので説明を聞いてみると、これがなかなか、いや、かなり良さそうです。

結論、マニュアルだけでなく、仕事の管理も含めて、notionを活用して一元管理する方向に急ハンドルを切ることになりました。まずは、4人のアシスタントさんが、抜け漏れなくボクのサポートをするためにnotion導入決定です。

話を戻してマニュアル。そもそもマニュアルは、ボクがメンバーに強要するために作るのではなく、あくまでメンバーの日々の迷いや無駄な忖度をなくすために作ります。

が、冒頭にあるように、生き急いでいるボクは、「明日、経営者であるボクが突然死んでも、何事もなかったように(😆&😭)、仕事が回るようになっていないといけない!」っと勝手に自分を追い込んで(というか周りを巻き込んで)、マニュアル制作に取り組んでおります。

一旦今期末にマニュアルは、完成しますが、厳密にいうと、マニュアルは完成しません。というか完成したと思ったらいけません。省いたり、付け加えたり、改善に改善を重ねて、アップデートし続ける事で、会社は良くなっていくと思います。

決してマニュアルを完成させるためにマニュアルを作るのではなく、生産性を上げて、自社もクライアントも社会も、つまり、「売り手よし、買い手よし、世間よし」の「三方よし」を目指してマニュアルを作り続けるべきだと確信しています。

第10期が終わる、今年2023年12月頃には、notionでマニュアルを制作するノウハウが相当溜まっていると思うので、ホワイトペーパーを作るか、セミナー開催くらいはやれると思います。また、本気で興味のある方は、「全員で作る、全員が使えるマニュアルのつくり方」のコンサルやりますので、お気軽にお問い合わせください。